ミハイル・イグナトフ

ーー 現在のポジションと業務内容を教えてください。

僕はコンセプトアーティストとして、ゲームのビジュアルデザインを担当しています。そして、ここだけの話だけど、たまにディレクター専任のスべルチェック係もやっています。

ーー 開発環境や、職場環境について教えてください。
とても風通しが良く、スタッフ同士のコラボレーションが盛んに行われています。すごく人数が多いってわけでもないので、各自が自分の仕事を全うすることに加え、自分の仕事以外のところでも、積極的にアイデア交換をしていますね。

ーー Tango Gameworksはどんなゲームスタジオですか?

スタッフの人数や価値観、スタジオ理念、そして日本のゲーム会社であることを踏まえると、なかなかユニークなスタジオだと思います。大規模な会社じゃないけども、Tangoは高いクオリティの基準を持ち、何か新しい体験を与えるゲームを作ることを常に目指しています。そして、そのためには自分の殻を破って挑戦しないといけない瞬間も沢山あります。決めつけるつもりはないんですが、日本のゲーム会社でありながら、世界中から色んな人が集まっている影響で、ガチガチの日系企業といった感じではないですね。とはいえ、海外っぽいとも言えない、強いて言うならTango独自の文化ができあがっていると思います。

ーー 一緒に働くクリエイターはどんな方が多いですか?

まあ、他の会社と同じように、色んな人がいる会社ですね。共通点といえば、みんな情熱を持って、真摯にゲーム制作に取り組んでいるところです。モノづくりに対する姿勢や熱意を、僕も最大限にリスペクトしています。

ーー 今後のTango Gameworksで楽しみにしていることを教えてください。

Tangoなら、斬新で最高に面白いものを作っていけると思いますよ。僕も期待しているし、皆さんにも楽しみにしていて欲しいですね。開発現場では、専門領域を超えてメンバー同士のコラボレーションが頻繁に行われています。例えば、僕がアイデアを描いて、次の工程の人に渡すと、その人がさらにアイデアを加え、次の人もさらに加える。そして、最初は一つのアイデアだったものが、実装段階ではゲームを特別なものに変える「何か」に進化しているんです。こうして、アイデアが進化していく流れをまた見れるのがとても楽しみです。

ーー 最後に、Tango Gameworksで働くことに興味がある方へのメッセージをお願いします。

そうですね……たとえば「そこの君!そう、挑戦することを恐れず、クリエイティブな空間で和気あいあいと面白いゲームが作りたいと熱望している、そこの君!僕たちの船に乗らない?僕たちはここにいるから!待っているから!君を!そう……ここで……」……こんな感じでどうですか?